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酸味と苦みのバランスが良い味わい。

だがマンデリンが好きだ!

ブラジル / 紀伊国屋ホール

腰を庇いながら行って参りました。
舞台は千葉の海岸に立つペンション。登場人物は30代~60代後半、彼らは全員同じ大学のボサノバサークルのOBとOG、その日集まった理由は二泊三日の同窓旅行のため。しかし集まった大人がグダグダで…パンフ(冊子?)にもありますがサクセスからドロップアウト、平凡な幸福からエキサイティングな不幸まで、よくここまで仲間内だけで色々あるもんだー

して我らがtuti屋某が演じるは矢島くん。
明らかにダメな人、見てて楽しくなるほど痛々しいですよ。多分一番ダメなんじゃないか?でもどういう訳か愛おしい…のは役者への贔屓なのかしら~と。先輩の伝手で音楽業界へ進んでみたものの一発屋で終わり、現在は一応作曲家。でもそのせいで仲間からは浮き気味だし、距離置かれるし、自分を業界に引き入れた先輩は古巣に重役として戻るとか言うし、その時俺はどうなるんだ―――なんか冷静になると悲しくなってくるなコレ。要は淋しがりなんだと思います。
そんな矢島くんも最後には吹っ切れたようです…が、確かに彼はトシちゃんじゃなかった。あの曲をどんな気持ちでレコーディングしたのか知りたい。矢島くん衝撃のヒット曲は必聴。

全体的な流れは始終まったりした感じですが、要所要所でイベントが起こるので二時間ちょっとが短く感じました。



疲れたのでこの辺で勘弁してください。スンマセン。
体力もたんかった…

by inutogeboku | 2009-01-18 23:01 | 感想