本当にどうしようもないグリム童話

久し振りにやっちまいました。
グリム兄弟ごめんなさい。








昔々あるところに、赤ずきんという女の子が住んでおりました。
ある日赤ずきんは、森の奥に住む病気のおばあさんの家へお見舞いにいくことになりました。
正直、赤ずきんは

「健康状態に問題のある老人をどうして森の奥に住まわせておくんだろう?」

と常々思っていましたが、微妙に空気の読める赤ずきんは口に出したりはしませんでした。
おばあさんの家に行く途中、リンゴがなっていたので無尽蔵に捥いでいると、オオカミがやってきました。
オオカミはまじまじ赤ずきんを見つめると、

「わっしー何で頭巾被らないの?」

と、赤ずきんを指差して言いました。

「そういう森山さんは後ろのファスナー閉まってないよ」
「え?ウソ、マジ?」

背中に腕を廻してあたふたするオオカミを残して、赤ずきんはおばあさんの家に向かいました。

「ねぇ、マジ?マジで閉まってない?ねぇ!」

オオカミの問いに応える者は、誰もいませんでした。


おばあさんの家にやってきた赤ずきんは中に通されました。
するとそこにはおばあさんが、Tシャツとスウェット姿でお昼ご飯を食べているところでした。
ラーメンでした。

(なんだ、元気じゃん)

拍子抜けする赤ずきんにおばあさんは、

「んぉ、わっふぃんあぃふいひはぉ?」
「あのさ、食うか話すかどっちかにしなよ」

おばあさんは勢い良くラーメンを啜りました。

「ごめんなさい。食うのをやめて喋ってください」
「あ~~~、ゴメンごめん。で、わっしーどうしたの?」
「いや、お見舞いに」
「俺元気、超元気」
「だね」
「じゃあさ、せっかく来たんだし狼狩り行かね?」
「ハァ?」
「トラじゃありきたりだから、オオカミの皮剥がしてテープルの下敷いたらカッコよくね?」

何故おばあさんを森の奥に住まわせてるのか、その理由がなんとなく分かった赤ずきんでした。


その頃、猟師は見事な鴨を撃ち落してご満悦でした。
「鴨ハム、鴨ハム♪」




なんだこの話?
お分かりの方もいらっしゃるかもですが元ネタはレッド●ルのCM。
ちなみに配役はアミダで。tutiが猟師になった瞬間、話には一切絡めないと即決しました。
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by inutogeboku | 2010-07-09 15:17 | 雑記