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正にクロストークな訳で

『ある日、ぼくらは夢の中で出会う』in全労済ホール/スペース・ゼロ


観て来ました。
事前に送られてきたチラシの雰囲気から、なんとなくファンタジーっぽいのを想像していたのですが、そうでもありませんでした。
始まって暗転から開けた途端、目の前に永山氏がいてビビリましたよ。

なんていうか
「本物って何さ?」
という感じでした。良くも悪くも。
特に刑事サイドと誘拐犯サイドがリンクしていく過程が。解釈に困る…自分の頭が足りてないだけかもしれませんが。なかなか骨太な話なので、原作なり、脚本なり、一度ザックリ読んでみたい。
前半のコミカルなノリも好きなんですけど、後半に出てきたモナリザの件が一番好きです。


もしダヴィンチが生きていたなら、モナリザの口を歪ませただろう。すると多くのコピーたちは一斉に模倣し始める。すると本物は瞼を閉じ、鼻の穴を広げ、舌を出す。本物が本物であると主張するためには、常に変化していくしかない


…確かこんな内容だったと思います。うわ、自信ない。
でも、ここは本当に好きです。
意味もなくゾクゾク…何が琴線に触れるか分かりませんなぁ。




最初は完全に役者目当てに行ったんですがねぇ、いつの間にか話にハマったました。
最近このパターン多いっす。

by inutogeboku | 2007-08-12 19:56 | 感想